現場のページもその４まで来ました。
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・多摩川大橋
いよいよ登場、私の現場です。満を持してのお目見えです。仕事はいわゆる耐震補強工事
で、地震に強くする工事です。これから定期的に工事の進捗を報告していきますので、お楽し
みに。たまには裏情報も・・・
で、地震に強くする工事です。これから定期的に工事の進捗を報告していきますので、お楽し
みに。たまには裏情報も・・・
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・多摩川は昔は「暴れ川」で有名 で、洪水による堤防の決壊で多く の被害を出したそうです。近年で は昭和４９年の「狛江水害」が有 名ですが、治水工事、堤防工事 により最近は近隣住民の憩いの 川として、姿を変えています。 多摩川大橋は、昭和１１年から 始まった国道１号の工事により、 多摩川を渡る橋として昭和２４年 に完成しました。 ※横から見た多摩川大橋 |
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・橋の下から |
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・さすがに天下の国道１号、交通量は非常に多いです。 |
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・上流側にはゴルフ場 ※アーチの橋は東電とＮＴＴが通っている橋です。手前が多摩川大橋。 |
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・橋の下にはやはりお住まいになっておられる方々が・・・ |
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・現場事務所（橋の近くでアパートの１室を借りています）の急造神棚です。川崎大師で工事安全のお札をいただいてきました。 ※毎朝拝んでいます |
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・高所作業車（床の広いタイプで「スーパーデッキ」と呼んでいます）で安全確実な足場組み立て。 |
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・すべての作業のもとになる足場が出来てきました。 |
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・真夏の空の下作業は確実に進んでいます・・・ |
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・台風１１号による多摩川の増水 普段より２ｍ近く水位が上がりました。 ※前の晩は事務所に待機でした |
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・足場ができあがったら、部材を橋脚に固定する「アンカーボルト」の孔を「ボーリングマシン」を使って橋脚のコンクリートに明けます。 |
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・休日は河川敷のグラウンドで少年野球の大会がありました。 |
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・橋脚に孔が明いたら鉄筋・型枠を組んで「台座コンクリート」の施工です。 ※台座コンクリート：橋を落ちないようにするための補強部材「変位制限装置」を乗せる台のこと。 |
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・魂の生コン打ち！ |
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・コンクリートが固まって型枠を解体するとこんな感じです。 |
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・こちらは橋を落ちないようにするためのもう一つの方法「落橋防止装置」の取り付けです。こちらは橋桁に直接取り付けるので、付ける場所のペンキを一度はがします。 |
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・ペンキはがしは超音波の機械ではがしました。 ※現場のすぐそばにゴルフ場があります。普通のやり方では音とほこりがすごいので、今回はこの機械を使いました。左側のとがったところでペンキを「削り取る」感じです。 |
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・作業風景。静かでほこりも出ないのでやってる人も「らくらく」の様です。 |
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・ペンキをはがして、孔を開けたらいよいよ部材の取り付けです。この二つの部材を強度の高い「ＰＣケーブル」という鋼線でつないで橋の落下を防ぎます。 |
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・部材を取り付けるボルトの検査をしているところです。上の写真の黒いつぶつぶがボルトです。（自転車や自動車に使われているボルトと同じですがものすごく高強度で、直径２センチのボルト１本で大型ダンプ２台以上ぶら下げられるくらいの強度があります） |
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・すっかり冬らしくなってきた多摩川河川敷。空は青く澄んでいます。でも今年は寒い！本当に寒い！ |
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・１０月に施工した台座コンクリートの上にいよいよ「変位制限装置」が乗りました。きらきら光っている煙突の様なものがそうです。下の台と上の煙突状のものを合わせて、１台２ｔの鉄のかたまりです。 |
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・狭いところで部材の取り付けを行います。職人さんはさすがプロ！どんな状況でも確実に仕事を進めていきます。 |
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・煙突状の部材を取り囲む様に「梁（はり）」と呼ばれるものを取り付けます。地震の時に両方の部材がぶつかって橋の動きを止め、橋が落ちるのを防ぎます。 ※グレーの部材が梁です |
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・１月２１日の大雪で多摩川河川敷も真っ白。富士山も真っ白でした。 |
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・ゴルフ場も真っ白。さすがにクローズでした |
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・今回の現場では第三者の方に対するイメージアップとして「ソーラーと風力の複合発電設備」を設置しました。現場のハウスの上に取り付けたところ、ゴルフ場のお客さんから、すげーなーこりゃなんじゃ？結構評判でした。 |
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・ソーラーパネルは標準のものを２枚使いしましたが、橋の下のため日当たりが悪く発電量は今ひとつ。また、橋の下を風が抜けそうな感じですが、不思議と風が穏やかな場所で、風力発電の方も同じく発電量は今ひとつ。この設備は設置場所で決まってしまうので、次の現場では綿密な現地調査をして設置する予定です。 |
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・河川敷に沈む夕日。明日も頑張るぞー！ |
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・塗装を終わった落橋防止装置。 |
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・斜めに見るとこんな感じ。部材同士を強度の高いケーブルで結んでいます。ロケットの先みたいなものの中にケーブルを固定する大きなボルトがあります。 |
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・こちらは変位制限装置。塗装が終わり完成です。 |
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・下から見上げたところ。 |
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・上からのぞいたところ。 |
| 平成１８年３月２７日完成検査も無事終わりました。無事故で工事を完了していただいた作業員の皆さん本当にありがとうございました。狭い場所へ大きくかつ重量のある部材を取り付ける難しい作業を、淡々と進めていった姿には感動を覚えました。またどこかで一緒にやりましょう。多摩川大橋の現場に関係したすべての方々に感謝しつつ現場報告完了といたします。 | |
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